「明治安田生命Ｊ３、岩手０－４秋田」（２７日、いわぎんスタジアム）

　今季から岩手の指揮をとる、元日本代表ＤＦの秋田豊監督の初陣は大敗となった。試合後の取材応対はウェブ会見で行われ、「洗礼を受けた感じです」と振り返った。

　前半２７分、３４分と立て続けに相手のＦＷ齋藤にゴールを許し、流れを取り戻せないまま、その後も失点を重ねてしまった。

　「初戦ということで非常に緊張感が高く、なかなか本来の自分の力を出せなかった選手が多くて、思うようにゲームを運ぶことができませんでした。そこをリラックスさせることができなかった僕の責任だと思います」

　敗戦の責任を受け止めた秋田監督は改善点に「慣れ」を挙げ、「自分たちがやるべきことっていうのが、思った通りにできるようになるように続けるしかないなと思います」と語った。

　Ｊ３はこの日に開幕。観客を入れない「リモートマッチ」で行われている。