Jリーグ超過密日程… リーグ戦&ルヴァン杯25週で計38試合、AマッチとACL

 Jリーグが公式戦再開に向けて再編した日程の概要が1日、複数の関係者の話で明らかになった。7月4日に再開するJ1の最終節は12月19日。YBCルヴァン・カップ第1節は7月15日、同決勝は10月24日。国際Aマッチウィークにもリーグ戦が組まれ、ルヴァン杯準決勝まで勝ち上がると、最終節までの計25週のうち、半分以上に当たる13週で週2試合の過密日程になる。各クラブと調整後、15日に再開後の日程と対戦カードが発表される。

 公式戦再開後のアウトラインが明らかになった。J1はリーグ戦の残り33試合と、仕切り直しとなるルヴァン杯(1次リーグ2試合、準々決勝、準決勝、決勝)の最大5試合を合わせた計38試合を25週で戦う。各チームは週2試合を2、3週に1回のペースで消化。日本代表がW杯アジア予選を戦う9~11月の国際Aマッチウィークには、ルヴァン杯に加えてリーグ戦も開催され、9、10月は同ウィーク直後の水曜日にもリーグ戦が組み込まれた。

 1次リーグ2試合を消化後、中断に入っているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は再開の見通しが立っていない。Jリーグ側は1次リーグの残り4試合を考慮せず、決勝トーナメントを従来の日程で仮シミュレーション。神戸、FC東京、横浜Mが準々決勝から登場するルヴァン杯とACLでともに決勝まで勝ち上がった場合、13週連続で週2試合となり、長距離移動や時差と戦いながら、中2~3日ペースで過酷な27連戦が想定されている。

 6月27日に再開、開幕するJ2、J3の最終節は12月20日。46週のうち、1週あたり2試合が組まれたのはJ2で15週、J3で12週となっている。

 村井チェアマンは「不公平があっても飲み込んでやっていく」と語っており、再開後の公式戦日程はリーグ戦の100%消化が最優先。スタジアムの確保、開催自治体の了承を得ながら、異例ずくめのシーズン日程を固めていく方針だ。

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