Ｊ１Ｃ大阪のロティーナ監督（６２）は１日、チームの活動再開後、初の対外試合を１３日に非公開で行う予定であることを明かした。大阪市内で行われた全体練習後、オンラインを通じて取材に応じた。

　新型コロナウイルス感染拡大によって中断しているＪ１は７月４日に再開することが決まった。再開までのプランを問われたロティーナ監督は「基本的に３試合、異なるチームと（対外試合を）やりたい。来週の土曜日、１３日にやりたい意向を（クラブに）伝えている」と明かした。

　対戦相手は移動リスクを軽減するため近隣府県のＪクラブが対象となるが、再開直後は近隣クラブとの対戦が予想されるため、指揮官は「Ｊ２のチームとやることを想定している。神戸やＧ大阪は（距離が）近いチームだが、おそらく再開した時に最初の試合であたる可能性が高いので、彼らとの練習試合は避ける」との考えを示した。

　先月２５日から選手を複数のグループに分けて練習を再開していたチームは、この日から全体練習を開始。指揮官は「かなり高いリズムでトレーニングを終えることができた」と充実感を漂わせた。約５週間後に迫った再開日に向け、「（再開日は）選手だけでなく観客の皆さんの健康も考えた上での判断。それをリスペクトして、我々もその日に向かっていきたい」と先を見据えた。