ブレーメンFW大迫、短時間で見せ場なく… 30歳誕生日も白星で祝えず

 「ドイツ1部リーグ、ブレーメン1-4レバークーゼン」(18日、ブレーメン)

 新型コロナウイルス感染拡大による約2カ月間の中断が明けたサッカーのドイツ1部リーグで18日、FW大迫勇也のブレーメンはレーバークーゼンとの再開初戦に1-4で敗れた。30歳の誕生日だった大迫は後半40分から出場し、無得点だった。試合は無観客で行われた。ブレーメンは7試合連続勝ちなしで、2部への自動降格圏の17位と低迷する。

 降格圏に沈むブレーメンの再開初戦は完敗だった。大迫は1-4と大勢が決して迎えた後半40分に投入されて中盤でプレーしたが、短い出場時間では見せ場なし。自らの30歳の誕生日を白星で祝うことはできなかった。

 今季の大迫は開幕直後の3節までに3ゴールと点取り屋として好調な滑り出しだった。しかし、太ももの負傷もあってリズムを失う。役割も変わり、昨年11月を最後に得点から遠ざかっている。

 コーフェルト監督が「2失点目は不運ではなく、単に守りがひどかった」と嘆くように、チームの課題はリーグ最多59失点の守備にある。新型コロナウイルスの感染予防対策で無観客試合が続くなど通常のシーズンとは異なる状況で迎える終盤戦は、まさに大迫にとっても正念場となる。

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