G大阪が骨髄バンク啓発 下部組織の13歳選手が移植必要

 サッカーJ1のG大阪は5日、ジュニアユースに所属する多田吾郎選手(13)が骨髄移植が必要になったため、「骨髄バンク啓発活動」を実施すると発表した。中学2年生の同選手は、昨年2月に赤血球や血小板などが減少する難病「再生不良性貧血」を発症。治療を続けているが、改善が見られず、骨髄移植が必要と診断された。

 クラブのホームページや会員制交流サイト(SNS)などで啓発に取り組み、集客が可能になったホーム戦からスタジアムにブースを設け、パンフレットを配布する。

 活動を休止している多田選手は週に3度、支援学校による訪問教育を自宅で受けながら、適合する人を待っている。

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