関西のＪクラブ４チームが参加する「Ｊリーグ　ｅＳｐｏｒｔｓ　ＯＮＬＩＮＥ」が２日、開幕し、第１節はＧ大阪ＭＦ福田湧矢（２１）とＣ大阪ＦＷ柿谷曜一朗（３０）、神戸ＦＷ藤本憲明（３０）と京都ＭＦ上月壮一郎（１９）がサッカーゲーム「ｅＦｏｏｔｂａｌｌ　ウイニングイレブン　２０２０」で対戦した。大会は計３日間総当たりで行われ、第２節は９日に予定されている。

　Ｊ１神戸の藤本は序盤の劣勢から猛追したが、Ｊ２京都の上月に２－４で敗れた。

　「あんまり（このソフトを）やったことはないけど自信だけはある」と話した藤本だったが、「毎日やっている」という上月のパスワークに序盤から劣勢を強いられた。ただ、０－２で折り返した後半からゲーム内の藤本が覚醒。イニエスタからの絶妙なパスを鮮やかに反転しながら左足で流し込むと、終盤にはセンタリングを押し込んで２得点を記録。最後は押し切られたが「まあ２点自分で取れたんで良かった」と、満足げにうなずいた。

　Ｊリーグ再開のめどはまだ立っていないが「早く僕たちの生のプレーを見てもらいたい。ヴィッセルのファンは僕のチャント（応援歌）を練習しておいてください！」と呼びかけていた。