Ｊ１神戸の元スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３５）が２６日、自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため社会の連帯を訴え、対応に当たっている医療従事者らへ感謝の意を示すメッセージ動画を投稿した。

　１分５５秒の動画でイニエスタは「こんにちは皆さん」と日本語で切り出し、「皆様を激励し、応援し、忍耐の気持ちを送るものです」と語り掛けた。

　続けて「厳しい状況は続いており皆、大変な時期です。専門家の指示に従うことで状況が解決すると信じています。僕は初めてこの国に来た時から皆さんが苦難を乗り越えられることを信じています。日本は素晴らしい国で連帯した社会があります。連帯こそがこの状況を乗り越えられる唯一の方法です」と日本への称賛を送り、新型コロナウイルスを克服するために社会が連帯することの重要性を訴えた。

　さらにイニエスタは新型コロナウイルスの治療に全力を尽くしている医療従事者らに感謝の言葉も送った。「皆で政府や専門家の指示に従いましょう。それが今、とても大切なことでしょう。状況は間違いなく改善するでしょうし、これを乗り越えればより強くなれるでしょう。僕の愛、そして尊敬の気持ちを沈静化に携わる方々に送ります。犠牲者の方々、その家族の方にも哀悼の意を表します。この状況が早く良くなり、皆で日常に戻れることを願っています」と語り、最後に「ありがとうございました」と日本語で締めくくった。