浦和GK西川「ボールを受ける機会がないのは難しい」自宅で岡崎トレ&トランポリン
新型コロナウイルスの感染拡大により、Jリーグの公式戦日程が白紙になったことを受けて活動休止中となっているJ1浦和の元日本代表GK西川周作(33)が13日、テレビ電話で取材対応を行った。
公式戦の再開日が定まらない中で「GKである以上、ボールを受ける機会がないのは難しい」と現状を語った。クラブから与えられているメニューの他に外に人が少なくなってからのランニング、縄跳び、FW岡崎慎司(ウエスカ)が公開しているトレーニングをまねしていることを明かした。自宅にはトランポリンを設置し、子供と全力で楽しむなど、普段はない家族との時間もゆっくり過ごしている。
今季のリーグは降格がなく、若手の積極起用が予想される。ベテランGKは「自分が監督だったら若手を使うチャンスだと思う」としながらも、「危機感を持って、まだまだ若手には負けない」と守護神の座を譲る気はない。
西川は「(新型コロナウイルス感染で)埼玉でも亡くなった方がいて、身近に感じるし、恐怖に思う」と感染が収束しない現状の不安を話した。
再開に向けて、同じく不安に思っているファンへ西川は「結果に対して罵声を飛ばされたり、喜びを分かち合ったりできる、そのような日がくることを信じて、みんなと会える日を楽しみにしています」とメッセージを送った。