セリエAが5試合無観客で開催…今後も開催可否など不透明

 サッカーのイタリア1部(セリエA)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今節のユベントス-インテル・ミラノの強豪対決を含む5試合を無観客で開催することを決めた。前節はDF吉田麻也が加入したサンプドリアの一戦など4試合を延期し欧州主要リーグの中で唯一大きな影響を受けている。

 今月下旬からイタリア北部で多くの感染者が確認され次々と中止などの措置が取られた。26日の欧州チャンピオンズリーグでは、北部のトリノを本拠地とするユベントスがアウェーでリヨン(フランス)と対戦。フランスでは多くのサポーターがイタリアから訪れることを懸念する声も伝えられたが満員のスタジアムで実施された。

 27日にミラノで行われた欧州リーグのインテル・ミラノ-ルドゴレツ(ブルガリア)は観客を入れずに開催。2-1で勝ったインテル・ミラノのコンテ監督はクラブの公式サイトに「無観客試合は代表でも経験したが、練習のような雰囲気で難しい。それでも選手は正しい姿勢で臨んだ」と話した。今後も開催可否の判断、代替開催日の調整など先行きは不透明だ。

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