本田圭佑「職業チャレンジャー」挑戦続ける生き様を語録で表現

 サッカー元日本代表MF本田圭佑が立ち上げたクラブチーム「One Tokyo」が24日、都内で選手を選考するためのトライアウトを開催。本田自身も会場に姿を見せ、報道陣の取材に応じた。東京にクラブチームを持つ構想は「3、4年前から持っていた」といい、今後も新しいアクションを続けるかとの問いには「職業チャレンジャーということを名乗らせてもらっているので」と“本田語録”で意欲的に語った。

 主催者によると、約530人が応募し、書類選考を約110人が通過。体調不良などでキャンセルする人を考慮すると約100人が受験する見通しだという。オーストリアでのクラブ運営からは撤退したことを表明したが、カンボジア代表の実質的監督や、海外でのクラブ運営など、常識にとらわれない活動を本田は続けている。

 本田は今回のクラブ運営について「スポーツクラブってみんなのものだと思っていますので、全員が“自分事”で本気で良くしていける、盛り上がっていけるクラブをつくりたいなと思ったのが、この『One Tokyo』をつくったきっかけですね」と説明。自身が強権的に運営することは「ほぼ、一切しませんので」と宣言した。また、“みんなで”運営する点に着目して、「僕がこのクラブをやるわけではないので、みんながやるので。そういう意味ではハードルは低いと思う」とも語った。

 その上で、現役選手を続けながらの挑戦が続いていることを踏まえ、今後も新しいアクションをとり続けるのか、との質問も出た。

 これに「そうですね。職業チャレンジャーということを名乗らせてもらっているので。なぜかサッカー選手の現役と言われているんですけど」とジョークを交えて語り、「僕はチャレンジしているうちの1つがサッカー選手だと思っているので。そこはぜひ誤解をしないように今後対応していただけたらなと思っています。チャレンジをやめた時に引退するのかというふうに判断してもらえればなと。(今は)ちゃんとチャレンジしていると判断していただきたいです」と自身の姿勢を表現した。

 本田はオランダのフィテッセを退団し、フリーの立場にある。現状については「個人として次、プレーする場所を決めようと準備もしている」と話していた。

 同クラブは東京都社会人4部リーグに登録し、今季から公式戦を行う予定としている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス