カズ 古巣・神戸に思う「つなぐこと大事」阪神・淡路大震災発生から25年…

 サッカーJ1横浜FCのFW三浦知良(52)が阪神・淡路大震災の発生から25年となった17日、キャンプ中の和歌山県上富田町で取材に応じ、「1月17日が来ると必ず思い出す。その思いを次につなげていく、そういうものが日本の中で生きていると思うし、大事なことだと思う」と思いを語った。

 2001年から05年シーズン途中までJ1神戸に在籍。2月に53歳となる大ベテランは、今季の初戦で古巣と対戦することに触れ、「僕の中では非常に思い出深い町。ぜひそのピッチに立ちたい」と決意を新たにした。

 この日からキャンプに合流。毎年恒例となっているグアムでの自主トレーニングを終え、和歌山入りした16日は臀部(でんぶ)の疲労のため治療に専念していた。初日はチームとは別調整だったが、付近のトレーニング施設で2時間ほど体を動かした。全体練習への合流時期は未定で「痛みが取れてから。でも焦らずに」とじっくり調整を進める考えだ。

 2007年以来のJ1復帰を「何よりも一番幸せなこと」と話す。2月26日で53歳を迎える三浦がJ1に出場すれば、FW中山雅史(当時札幌)が12年にマークした45歳2カ月1日を大幅に上回るJ1最年長記録となる。「そういうことも含めて、いい準備をしていきたい」と意気込んだ。

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