初の1次L敗退…森保監督「痛すぎる思いをもって選手たちの成長につなげてもらえば」

日本-シリア 前半、指示を出す森保監督(左)=バンコク近郊(共同)
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 「U-23アジア選手権・1次リーグB組、日本1-2シリア」(12日、パトゥムタニ)

 U-23(23歳以下)日本代表はシリアに敗れ2連敗を喫し、2試合を終えて勝ち点0となり、1次リーグ敗退が決まった。14年から始まった同大会で、日本は4度目の出場で初めて決勝トーナメントに進めなかった。

 最大6試合を行い、東京五輪への“予行演習”とするつもりだった“プラン”がもろくも崩れ去った。森保一監督(51)は「われわれが望んでいなかった形になってしまった。選手たちがアジアの厳しい経験をもって成長してくれることが一番できたらいいと思っていた。3試合しかできないのは残念だが、この痛すぎる思いをもって選手たちの成長につなげてもらえば」と、現実と向き合った。

 初戦と同様、終了間際に勝ち越しを許した展開には「勝負の“肝”という部分を、若い選手たちがこの2試合を通して学んだと思う」と選手たちの成長に期待した。

 開催国として既に出場権を得ている東京五輪では、金メダル獲得を目標に掲げる。指揮官は「残りの時間で力を見極めて、この年代最強のチームを作るとともに、オーバーエージ(OA)枠も含めてチームをどうしたら強くできるか、結果を出せるかを考えたい」と述べた。

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