岡ちゃんオーナーの今治にスペイン人新監督「一番高いところを目指す」今季からJ3参入

 元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(63)がオーナーを務めるJ3FC今治は9日、スペイン・バルセロナ出身のリュイス・プラナグマ・ラモス氏(39)の就任を発表した。

 公式ホームページ上で「リュイス監督と呼んでください!」とあいさつした新監督は、19歳から指導者としての道を歩み、2016-17シーズンにはスペイン1部のグラナダを指揮した。今季はスペイン3部のエルクレスで手腕を発揮した。

 リュイス監督は就任前にクラブやサポーター、今治の街を紹介した映像をチェック。「今治というクラブからとてもいい印象を受けています。このクラブの持つポテンシャルによって、何か大きなものを築いていくことができるのではないかと感じています」とコメント。

 15年前にバルセロナを訪れた日本チームを指導した経験を明かし、日本人選手の印象を「スピードやポテンシャルに長け、チームプレーにおいて優れている」と分析。「日本で仕事をすることは、人としても、サッカー人としても最高の機会」とし、「一番高いところを目指してスタートします」とJ3制覇を目標に掲げた。

 FC今治は17年にJFLに参入。昨季は11勝8分2敗で2位に入り、J3昇格を果たした。

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