ビーチサッカー日本代表ラモス監督が退任「日本が立つべき場所に戻すことは出来た」

 日本サッカー協会は31日、ビーチサッカーW杯パラグアイ大会で日本代表を率いてベスト4に進出したラモス瑠偉監督(62)が、契約満了で退任することを発表した。

 ラモス監督は日本協会の公式サイトでサポーターへのメッセージを掲載。

 18年3月に就任オファーを受けたことを明かし、「この時、FIFAビーチサッカーワールドカップ予選を兼ねたAFCビーチサッカー選手権まで1年を切っており、この監督就任がとても難しい仕事になることは想像ができました。しかし、FIFAビーチサッカーワールドカップバハマ2017で自信を失いかけていたビーチサッカー日本代表に『代表の誇り』を取り戻してほしい、その力に少しでも自分がなれたら、という気持ちから監督を引き受けることを決めました」と振り返った。

 W杯では過去最高に並ぶ4位にチームを導いた。「準決勝でのポルトガル代表との接戦など、より高い順位に届く可能性があった分悔しさも大きいですが、日本がビーチサッカー界で立つべき場所に戻すことは出来たのではないかと考えております」と言い切る。そして「2016年末に脳梗塞になった際、代表監督を務められるのか、と不安に感じる声を耳にしました。そんな中、田嶋会長や家族をはじめ、私を信じて支えてくださった方々が多くいてくださったことに感謝でいっぱいです。大会直前に我々に応援メッセージを送ってくださった『SAMURAI BLUE』にもこの場を借りて心より感謝申し上げます。最後になりますが、選手はもちろん、各選手の所属チームや職場の皆様、協会関係者の皆様、サポーターの皆様などたくさんの方々のお力のおかげで、監督という大きな仕事を終えることができました。このような幸せな仕事を任せて頂き、本当にありがとうございました。そして、日本代表チームのスポンサー各社の皆様のご理解、ご協力にも深く感謝しております。これからもビーチサッカー日本代表への応援をよろしくお願いいたします」とビーチサッカーへの思いをつづった。

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