横浜M 川崎戦勝てば15年ぶりVの可能性 6年前の等々力の悪夢払しょくなるか
「明治安田生命J1、川崎-横浜M」(30日、等々力陸上競技場)
残り2試合となったJ1は午後2時から第33節9試合が一斉開催される。1試合を残して優勝および自動降格チームが決定する可能性がある。
この日優勝の可能性があるのは首位の横浜Mだけ。川崎戦に横浜Mが勝ち、2位のFC東京が浦和(味スタ)負けると、04年以来3度目のJ1優勝が決まる。
等々力での“神奈川ダービー”として思い返されるのが、13年最終節だ。勝ち点2差で首位に立っていた横浜Mは勝てば自力で優勝を決められる状況で、川崎に0-1で敗戦。鹿島に勝った2位・広島に逆転優勝を許した一戦だ。チームの中心だったMF中村俊輔はピッチに膝から崩れ落ち、突っ伏したまま動けなくなったシーンは印象的だ。
今回最終節ではないとはいえ、よく似た状況で等々力に乗り込む。6年前とはメンバーもほぼ入れ替わり、当時を知る選手はもう少ない。それでも横浜Mに残る“等々力のV逸”。果たして横浜Mは6年前の悪夢を払しょくすることができるのか。優勝の可能性が残されている3チームの状況は以下の通り。
1位 横浜M(64、得失差24)
2位 FC東京(63、得失差20)
3位 鹿島(60、得失差25)
両チームのスタメンは以下の通り。
【川崎】
GK 鄭
DF 守田、山村、谷口、車屋
MF 田中、大島、脇坂、家長、阿部
FW 小林
【横浜M】
GK 朴
DF 松原、チアゴマルチンス、畠中、ティーラトン
MF 扇原、喜田、マルコスジュニオール
FW 仲川、エリキ、マテウス