U-22日本、強豪コロンビアに完敗 攻守で連携不足 久保&堂安も不発
「U-22国際親善試合、日本0-2コロンビア」(17日、エディオンスタジアム広島)
日本が攻守ともに課題を残す形で強豪コロンビアに敗れた。
MF久保建英(マジョルカ)とMF堂安律(PSV)がA代表を通じても初めて同時に先発して注目された。試合序盤はそれぞれが突破から相手ファウルをもらいFKの好機をつくるなど見せ場をつくったが、次第に自陣から攻撃に転じる際にボールがつながらなくなっていった。
0-0で前半は終了。後半開始直後に日本は自陣から見て右サイドからクロスを入れられ、コロンビアのFWサンドバルがシュート。GK大迫が反応したものの、防ぎきれずボールがゴールラインを割り先制点を献上した。
さらに同14分には完全に崩されての失点を喫した。相手陣内でチェックにいくも、取りどころでボールを奪い切れず、日本陣内に持ち込まれると、誰がボールを取りにいくのか判然としないまま守備ラインが後退した。そのままフリーのラミレスにパスをだされ、日本ゴールにシュートを流し込まれた。
最大のチャンスとなったのは後半35分、堂安のロングパスから途中出場のFW小川が抜け出したが、シュートをポストに当ててしまった。結局、日本は得点を奪えず、攻守に課題を残した試合となった。