明治安田生命Ｊ２は１６日、各地で第４１節が開催される。今季のリーグ戦も２４日の最終節を含めて残すところあと２試合。昇格、残留が確定したチームがまだ出ていない混戦となっている。

　今季の規定では上位２チームが自動昇格。３～６位の４チームでプレーオフを行い、それを制した１チームがＪ１・１６位のチームと一発勝負の入れ替え戦に臨む。そして下位２チームが自動降格する。

　現在の上位と勝ち点は以下の通り。

　１位・柏（７８）

　２位・横浜ＦＣ（７３）

　３位・大宮（７３）

　４位・山形（６７）

　５位・水戸（６７）

　６位・徳島（６７）

　７位・甲府（６５）

　首位・柏はアウェーで町田と対戦。これに勝てば優勝が確定し、１年でのＪ１復帰が決まる。引き分け以下でも、２位・横浜ＦＣと大宮が引き分け以下なら柏の優勝は決まる。

　勝ち点で並ぶ横浜ＦＣと大宮の２位争いはし烈。横浜ＦＣはアウェーで岡山戦、大宮はホームで新潟と対戦する。１３年ぶりのＪ１昇格を目指す横浜ＦＣは岡山戦のスタメンに今季途中に元日本代表ＭＦ中村俊輔が名前を連ねた。

　一方で残留争いも見ていきたい。

　２２位・岐阜（３０）

　２１位・栃木（３４）

　２０位・鹿児島（３７）

　ホームで甲府と対戦する最下位・岐阜は敗れれば最下位が確定。引き分けでもアウェーで長崎と対戦する２１位・栃木が引き分け以上ならば最下位となり、勝った場合でも栃木が勝てば最下位が確定し、Ｊ３降格となる。

　今季自動降格は２チームだが、現在Ｊ３・２位につけている藤枝がＪ２ライセンスを持たないため、その場合はＪ３からの昇格が１チームとなり、Ｊ２からの降格も最下位の１チームだけとなる。