三好、激戦2シャドー争い殴り込み 堂安、久保と競う!

 サッカー男子の東京五輪世代にあたるU-22(22際以下)日本代表は15日、U-22コロンビア戦に向けて広島市内で練習を行った。同代表の最激戦区でもある2シャドーの定位置を争うMF三好康児(22)=アントワープ=は「常に競争はある。自分のアピールという部分は人と比べるところではない」と静かに語った。背番号が発表され、三好には10番が与えられた。MF堂安律は7、久保建英は17に決まった。

 胸の内に静かな闘志を秘める。MF三好が務める2シャドーはA代表経験者のMF堂安、久保建に加え、食野ら実力者がひしめく最激戦区。「競争は今に始まったことではない。自分のアピールという部分は人と比べるところじゃない」と控えめな言葉を並べるが、定位置をやすやすと譲る気はない。

 14日の練習試合ではコンディションを考慮され19分間の出場だったが、センターサークル付近でパスを受けると相手GKの位置を見極め、バー直撃のロングシュート。短時間で“違い”を生んだ。

 6月の南米選手権ではウルグアイ戦で鮮烈な2得点を挙げたが、既に「過去のこと」と言う。今夏、期限付き移籍でベルギーに新天地を求め、9月に初ゴールを決めると、代表合流直前のブルージュ戦(15日)では初先発を飾るなど、着実に成長曲線を描いている。

 10月のブラジル遠征に続き、背中には再び10番が与えられた。「現時点では一番大きな目標」と語る東京五輪への切符をつかみ取るためにも、強烈なインパクトを残す。

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