森保ジャパン“結果重視”のW杯予選とはいえ…4戦完封全勝ターンながら守備に課題

日本-キルギス 後半、好セーブするGK権田=ビシケク(共同)
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 「W杯アジア2次予選、キルギス0-2日本」(14日、ビシケク)

 日本がMF南野拓実(ザルツブルク)の代表戦5戦連発、W杯予選開幕から4戦連発となる先制PK、MF原口元気(ハノーバー)の直接FK弾で勝利した。5チームでホーム&アウェー戦を行う2次予選を4戦全勝で折り返した。4試合はすべて無失点ながら、この試合では“あわや”の失点機も数回あった。

 一般的にW杯予選は“結果重視”だと言われる。欧州の強豪国でも、W杯予選では新興国に手を焼くことがあることを考えれば、無失点で勝ちきり、8試合のうちの4試合を全試合完封で4連勝したのは結果としては十分だ。

 ピッチの芝がはげていたり、ところどころ枯れているように見えるアウェーのスタジアム。相手のFIFAランクは94位で、日本の28位に比べると下位ではあるが、前半からGK権田が至近距離からのシュートを防ぐなど、一歩間違えば先制点を許すこともありえた。さらに、後半にはサイドから崩されて、権田がかろうじてセーブするシーンもあった。

 単純に狙いとするサッカーができた上で相手GKが好守を連発するなどで得点が取れないケースはやむを得ないとも言えるが、自ゴールに迫られるシーンが多いとなれば今後の試合で手痛い失点を喫する可能性がある。守備は必ずしも守備ラインとGKだけで対処、改善できるものではない。来年3月と6月の2次予選残りの4試合で確認すべきポイントとなるだろう。

 今後の日本代表のW杯予選日程は以下の通り。

▽20年3月26日 ミャンマー戦

▽20年3月31日 モンゴル戦

▽20年6月4日 タジキスタン戦

▽20年6月9日 キルギス戦

※19年11月19日 ベネズエラ戦(吹田)はキリンチャレンジ杯

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