U22日本代表、五輪へ競争激化 久保のスペイン初弾に小川刺激「負けない」

 サッカー男子の東京五輪世代、U-22日本代表は11日、U-22コロンビア戦に向けて広島市内で合宿を開始し、DF板倉滉(フローニンゲン)ら14選手がリフティングなどで軽めに体を動かした。MF久保建英(マジョルカ)やMF堂安律(PSVアイントホーフェン)ら海外組の大半は今後合流する。今回がこの世代の国内初戦で、森保監督が「現時点のベストメンバー」と評する顔触れで東京五輪へ本格スタートする。

 U-22日本代表の集合前夜、久保建がスペイン1部初ゴールを挙げた。FW小川は「負けずに食い込んでいきたい」と対抗心。ベストメンバーを厳しい競争にさらす今回の活動は、これ以上ないタイミングで始まった。

 9、10月とフル代表入りした板倉は「うまいプレーではなく、激しくやるところを見せていく。緊張感はまだまだこの世代に足りないところ」。歴戦の先輩たちから学んだ姿勢を、若いチームに還元する考えだ。この世代は10月の国際親善試合でブラジルを撃破。そこに久保建、堂安、板倉が加わった。横内コーチは「A代表に関わった選手が入り、どんな化学反応をもたらすか」と期待する。

 東京五輪まで8カ月余り。金メダルという大きな目標に向けた重要な活動が始まった。

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