鹿島“直接対決”制し首位と1差 3年ぶりV視界に

 「明治安田生命J1、鹿島2-0FC東京」(14日、カシマサッカースタジアム)

 2位の鹿島が首位FC東京に2-0で快勝し、勝ち点51で1差に迫った。横浜Mは広島に3-0で完勝し、3連勝で同48。大分は2-1で湘南に、G大阪は1-0で鳥栖に競り勝ち、いずれも7試合ぶりの白星。仙台は札幌を破り、神戸はビジャのゴールなどで松本を下した。

 背中をついにとらえた。首位FC東京との“勝ち点6マッチ”とも言える大一番で鹿島が強さを発揮。勝ち点差1と肉薄した。

 スコアはいきなり動いた。前半2分、最初のCKをDFブエノが頭で合わせて先制。「チームに落ち着きをもたらすことができた」と振り返る一撃で主導権を握った。

 後半、流れはFC東京に傾きかけたが、GK権純泰を中心に堅守でゴールに鍵をかけた。ベンチに座るDF内田が飛び出して指示を飛ばすなど、まさに一丸。MF三竿は「チームとしての一体感があった」。後半33分、MFセルジーニョの追加点で勝負は決した。

 3年ぶりのリーグVへ視界が開ける勝利。「鹿島は上にいないといけないチームだけど、良い位置にいると思う」。3連覇を知る内田はそう語り、頂点を見据えた。

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