森保監督アウェーの心得「全てあるある」 ミャンマー戦向け出国
「W杯アジア2次予選、ミャンマー-日本」(10日、ヤンゴン)
サッカー日本代表は6日、W杯カタール大会アジア2次予選F組初戦のミャンマー戦(10日、ヤンゴン)に向けて成田空港から出国し、経由地のバンコクに到着した。森保一監督(51)は茨城県神栖市内で取材に応じ、「想定外が起こった時も力を発揮できるよう、全てあるあるだと思ってメンタル面で乱れないことが大切」とアウェーの心得を説いた。
ヤンゴン国際空港では5日に軍用機が滑走路を逸脱する事故が発生し、航空機の発着が遅れていた。日本の出国前に通常運航に戻ったが、敵地ではピッチ状態、気候など予期せぬ苦難に見舞われる可能性が潜在する。
指揮官は「日本のようにオーガナイズが整っているところは逆にまれ」と語り、「理想通りにいかない覚悟で、勝つためのメンタリティーを持つことが大切」と表情を引き締め、W杯への旅路を踏み出した。