神戸新加入のベルギー代表DFフェルマーレンがJデビュー「プレーできて嬉しかった」
「明治安田生命J1、大分1-1神戸」(10日、昭和電工ドーム大分)
スペイン1部バルセロナからJ1神戸に加入したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(33)が待望のJリーグデビューを果たし、「結果は付いてこなかったが、コンディションは悪くなかった。Jリーグでプレーできて嬉しかった」と笑みを浮かべた。
3バックの左に入ったフェルマーレンは「初めてのポジションではないが、本来のポジション(センターバック)ではない」と話すも、安定した足元の技術と高精度のキックを披露。前半21分には大きなサイドチェンジを試み、同24分にはボールを持ち上がった流れから初シュートも放ったが、相手に阻まれた。
チームは後半3分に失点し、7試合連続失点となったが、フェルマーレンは「DFに関しては良かった。改善点はそれほど多くない。後半も与えたチャンスは2つだけだった」と手応えを口にした。
「ボールを保持していたが、パス回しが遅くテンポを生み出せなかった」と、チームの課題も指摘。フィンク監督が「DFをまとめる役割」として期待する新戦力が、神戸の最終ラインに安定感をもたらす。