FC東京・張賢秀 アルヒラルへ完全移籍「心苦しいというのが正直な気持ち」

 J1FC東京は13日、元韓国代表DF張賢秀(27)がサウジアラビアリーグのアルヒラルに完全移籍することが決定したと発表した。

 韓国出身の張は12年2月から14年2月までFC東京に所属。その後、中国1部の広州富力に移籍したが、17年7月からFC東京に復帰していた。18年は主将を務め、今季はリーグ戦13試合に出場。守備の中心としてリーグ首位を走るFC東京を支えていた。

 張はクラブを通じて「シーズンの途中でチームを離れることは非常に難しい決断でしたし、心苦しいというのが正直な気持ちです。ただ、今は覚悟を持って、新たなチャレンジをしたいと思っています。移籍をして楽なことは何一つないと思いますが、東京での経験を活かし、培ったプレーや人間性をサウジアラビアでも発揮したいと思います。そして、東京のファン・サポーターのみなさまには本当に感謝しています。申し訳ない気持ちもありますが、今シーズン東京がリーグ優勝を成し遂げ、トロフィーを掲げられるよう強く願っています。これからも常に東京の結果は気にかけていますので、タイトル獲得に向けて、引き続き東京の応援をよろしくお願いします」とコメントした。

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