週明けにも「レアルのアザール」発表か EL制覇でチェルシーに惜別のあいさつ

 サッカーイングランドプレミアリーグ、チェルシーのベルギー代表FWエデン・アザール(28)が来季他チームへ移籍する意向を表明したことで新天地候補の話題が具体化している。最有力とされるのがレアル・マドリード(スペイン)で、30日のスペイン紙アスは、週明け6月3日にも正式発表するのではとの見方を示している。

 情報によると、Rマドリードはアザールを来季補強の目玉にする考え。事実上の交渉は終わっており、正式発表を待つだけの状態で、チェルシーでの今季日程が終わったあと、盛大にお披露目行事を計画するという。また同紙ではRマドリードが30日にチェルシーに対し、正式な獲得オファーを提示するとしている。

 アザールは29日の欧州リーグ優勝に貢献したあと「2週間前に(去就を)決めた。これが(チェルシーへの)お別れになると思う。僕はプレミアリーグでプレーするという夢を叶え7年を過ごした。ここは世界最高クラブの一つだったけど、今は新しい挑戦を探すとき」とチェルシーファンに別れのあいさつをした。一方レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長もアザールについて「我々はもう何年も彼がレアル・マドリードの選手になるよう取り組んでいる。それが今年の夏になればという関心が私にはある」とコメントしている。

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