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浦和がACL16強進出 立役者・長沢が得た“アカデミック”な金言

 前半、先制ゴールを決める浦和・長沢(右)=埼玉スタジアム
 前半、負傷し担架で運ばれる浦和・柏木=埼玉スタジアム
 後半、ゴールを決め抱き合って喜ぶ浦和・興梠(左から2人目)=埼玉スタジアム
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 「ACL・1次リーグ、浦和3-0北京国安」(21日、埼玉スタジアム2002)

 G組で2位につけていた浦和は、ホームで3位の北京国安と対戦して3-0で勝利。2位での1次リーグ突破を決めた。MF柏木陽介が開始早々に右膝を痛めて交代するアクシデントに見舞われたが、代わって入ったMF長沢和輝が躍動。前半34分に先制点を記録すると、同41分にはFW武藤雄樹の追加点をアシスト。16強入りに大きく貢献した。

 チームを救った背番号「7」の活躍の裏には、何とも“アカデミック”な金言があった。長沢が今季初得点を決めた17日のリーグ・湘南戦の翌日。籍を置く早大大学院で「トップスポーツマネジメント特論」という授業を受講後、担当する平田竹夫教授が長沢に言葉をかけたという。

 「説教というか…。1時間ほどいろいろ話をされて」。映像などを授業で用いることもあるというが、平田教授のアドバイスをかみ砕くと「もっとゴールに向かっていけ」というものだったという。「(初ゴールを決めた湘南戦でも)うまくゴール前に入っていけていたので」。結果としてこれがヒントになった。

 自身が決めた先制点は、武藤の縦パスを受けた際にはボールが乱れたが、迷わずにゴールへと向かい右足を振り抜いた。続く追加点のアシストでは、左サイドで対峙(たいじ)したブラジル代表MFレナトアウグストとの競り合いを制して、ゴールに向かって突進。武藤にラストパスを送った。

 レナトアウグストとの攻防については、専大卒業後、ブンデスリーガに飛び込んでいった長沢はこう振り返る。

 「体がでかくて強い選手なのは知っていましたが、サッカーは体のでかさだけではなく、うまく前に入ることができれば勝てるということもあるので」。優勝した2年前の大会も含め、ACLでは強さが際立つようにも映るが「日本では守備の時に駆け引きというか“待つ”ことが多いと思うのですが、ACLでは相手がどんどん前に出てきてボールを獲りに来る。そこで海外の経験が生きているのかもしれませんね」と分析する。

 2年ぶりのアジア制覇に向け、まずは第一関門となる1次リーグを突破。「浦和にとって、ACLはタイトルを取りに行かないといけない大会。まだまだ決勝トーナメントに上がっただけなので、1戦1戦気持ちを込めて戦う。全員でチャレンジしたい」と力強く前を見据えていた。

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