J2大宮が4連勝、フアンマ・デルガドが2得点 高木監督「もっと上を目指すチーム」
「明治安田生命J2 大宮2-1横浜FC」(14日、NACK5スタジアム大宮)
大宮がFWフアンマ・デルガドの2得点で快勝した。
大宮は前半29分、DF奥井がMF茨田とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入し、左足でシュート。相手DFのブロックにあったが、そのこぼれ球がゴール前に詰めていたFWフアンマに収まり、ワントラップからのシュートを決めて先制した。
後半9分にはカウンターからの速攻で好機をつかみ、MF石川の右からのクロスをフアンマが決めて2点目を挙げた。
終盤は横浜FCの反撃にあい、後半41分、途中出場のFW戸島にヘディングシュートを決められた。だが、その後の猛攻をしのぎきって、1点差で逃げ切った。
大宮・高木琢也監督は「大事なところはセカンドボール、切り替えのところでのボール奪取でした。ミスもあったんですけど、全体を通してみれば、後半追加点を取る流れの中でうまくゲームをコントロールしてくれた。最後の失点は僕自身も学ばなければいけない。何かしら手をつければ。ただ、選手は勝ちたい気持ちを出してくれた」と総括した。
第4節まで1勝1分2敗と出遅れていたが、これで4連勝と常勝気配。高木監督は「勝つことはなによりですけど、もっと上を目指すチームだと思う。引き締めていきたい」と話した。