ジダン氏 職場環境の大幅見直し要求してレアル復帰

 ジネディーヌ・ジダン氏が昨季まで指揮をとっていたスペイン1部リーグ、レアル・マドリードの監督に復帰したが、再招へいを懇願していたフロレンティーノ・ペレス会長に対し、ジダン氏はいくつかの条件を提示していたという。要求は軒並み受け入れられ、昨季までとは比較にならないほどの強権を手にして再び指揮をとることになる。

 スペインのスポーツ紙アスによると、まず挙げたのはチーム立て直しに必要な世界トップレベルの選手を補強すること。具体的な名前についてははっきりと分かっていないが、ベルギー代表FWエデン・アザール(イングランド1部リーグ、チェルシー)、フランス代表MFポール・ポグバ(イングランド1部リーグ、マンチェスターU)、セネガル代表FWサディオ・マネ(イングランド1部リーグ、リバプール)、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(フランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン)の名前がささやかれている。

 続いては選手補強などスポーツ部門での決定事項に大きく関わること。前回は自身の預かり知らないところでスペイン代表GKケパ・アリサバラガの加入(最終的にはチェルシーに加入)が進められていたり、ウェールズ代表MFベールの放出を求めたものの、クラブにはねつけられた経緯があった。今後は何らかの打診があるなど、最大限に監督の要望をかなえる組織機構になるという。

 最後は自身の待遇改善。ジダン監督自身はそれほど重要視していないが、大幅な見直しがなされることになっている。前回は監督年棒でトップ10にも入っていなかったが、グアルディオラ監督(イングランド1部リーグ、マンチェスターC)、シメオネ監督(スペイン1部リーグ、アトレチコ・マドリード)といったトップクラスと変わらない高額収入を得ることになるという。

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