仙台ひと筋16年…MF菅井直樹が現役引退を発表

 J1仙台が6日、MF菅井直樹(34)が18年シーズン限りで現役引退すると発表した。2月1日から同クラブの運営・地域連携本部 地域連携課のスタッフとして業務にあたるとしている。

 山形出身の菅井は山形中央高から03年に仙台に加入。以後18年まで16シーズン、仙台一筋でプレーし続けた。リーグ戦の成績はJ1通算203試合20得点、J2通算186試合20得点だった。

 菅井は公式ウェブサイトなどで「J2降格、J1昇格を経験し、2012年にリーグ戦2位、翌年のACL出場、そして天皇杯準優勝、うれしいことも悔しいこともありましたが、すべての経験が大きな財産であり、チームメート、スタッフには心から感謝しています。心残りはエンブレムの上に星を付けることができなかったこと、今後、実現できても選手ではないことです。この思いはこれからベガルタでプレーする選手たちに託します」と思いをつづった。

 ファン、サポーターへの感謝も「多大なる応援がエネルギーとなり、今日まで走り続けることができました。クラブは東日本大震災発生以降、希望の光になるために戦い続けてきましたが、私にとってみなさんこそが希望の光でした」としたためた。

 引退会見は「言葉にするのが苦手なので」という理由から控えるという。

 クラブスタッフとしては、「KIZUNA未来プロジェクト」というスポーツ振興や東日本大震災復興支援を行う活動に従事するとしている。

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