湘南・梅崎 古巣の浦和から値千金弾「ベルマーレの梅崎司として戦いたかった」

 前半、先制ゴールを決め、雄たけびを上げる湘南・梅崎=BMWスタジアム
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 「明治安田生命J1 湘南2-1浦和」(24日、Shonan BMWスタジアム平塚)

 残留争いに巻き込まれている14位湘南は、ホームで6位浦和と対戦して2-1と勝利した。前半20分、カウンターで抜け出したFW梅崎司が古巣相手に値千金の先制弾。後半11分にはFW菊地俊介が追加点を決めた。同32分、浦和FW興梠慎三に得点を許して1点差とされたが、逃げ切った。ホーム最終戦を白星で飾り、最終節の名古屋戦(12月1日・パロ瑞穂)は引き分け以上で残留が決まる。

 魂の咆哮(ほうこう)だった。前半20分、素早い攻撃で相手DFラインの裏へと飛び出した梅崎の脳裏に、一つのアイデアが浮かんだ。「本当はもう1つ前で打とうとしたんですけど、もう1つ(1タッチ)運べるな、と」。一度はシュートモーションに入りかけた右足でさらにボールを転がすと、最後はトーキック気味に右足を振り抜いた。ボールは元代表GK西川の左脇をすり抜けてネットを揺らす。約50メートルの独走劇を見事に完結させると、集まった1万4711人が大歓声を送る中、右腕を回し、拳を握りしめる。そして、力強く叫んだ。

 梅崎は、今季から湘南に加入。下部組織からトップに昇格した大分、フランス2部のグルノーブルを経て08年に浦和へと加入して以降は、ケガに泣くシーズンもあったが、10シーズンプレーした末の新天地だった。そんな湘南の窮地を救う一撃。チョウ・キジェ監督は「司が今日決めた得点は、一言『諦めない』ということをあらわしていると思う。諦めなければ何かが起こる、すべてにおいて諦めなければ、成功につながっていくと。浦和のサポーターにとっても胸を打つシーンだったのでは」とたたえた。

 それでも梅崎自身は「レッズを相手に自分を見せたいという気持ちもあったが、それ以上にベルマーレの梅崎司としてチームとして戦いたかった」とチームをけん引する覚悟を口にする。し烈な残留争いを繰り広げる鳥栖、名古屋もそれぞれ勝利して迎える最終節。名古屋を相手に引き分ければJ1残留が決まるが「勝つしかない。チームとしてもう一つステップアップをするんだという強い気持ちでやれば結果は付いてくる。(個人としては)もっともっとゴールに向かうという意志を貫いてやっていきたい」。チームも自身もいまだ道半ば。思いを貫き、残留をつかみ取る。

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