横浜FC・カズ、なるか12年ぶりJ1 最終節で自動昇格の可能性
J2の第41節が11日、各地で行われ、J1への自動昇格争いが接戦となっている。首位の松本が栃木に1-0で勝利。前日10日には2位の大分も勝利しており、上位2チームに変化はなかった。もはや伝説的な存在となったカズことFW三浦知良(51)が所属する横浜FCも10日の試合で勝利しており、自動昇格する2位との勝ち点差を2として、最終節に逆転での昇格をかける。
カズが最後にJ1でプレーしたのは07年。24試合に出場し3得点を挙げたほか、最終節の浦和戦ではリーグ戦連覇を狙う相手に対して、根占の決勝点をアシストし、存在感を示した。
2位以内に入るためには、最終節で敵地での甲府戦に勝つことが最低条件となる。その上で上位3チームの松本、大分、町田の結果を待たなければならない。昇格が実現すれば12年ぶりのJ1となる。3位以下で終わった場合は、昇格プレーオフにまわる。
ライセンスの問題でJ1に昇格する資格を持たない町田は愛媛と対戦し、試合終盤に2得点を挙げて価値ある勝利を収めた。これで、勝ち点76の松本が首位、2位に勝ち点75で大分。3位に得失点差の違いにより町田が勝ち点75でつけている。横浜FCは勝ち点73の4位。
上位は松本、大分、町田、東京V、横浜FC、福岡の順。プレーオフに出場できない7位に大宮がいる。
【最終節上位チームのカード】該当クラブ=対戦相手の順、Hはホーム、Aはアウェイ()内は会場名。
1位)松本=徳島H(サンプロアルウィン)
2位)大分=山形A(NDソフトスタジアム山形)
===以上、自動昇格圏===
3位)町田=東京V・H(町田市立陸上競技場)
4位)横浜FC=甲府A(山梨中銀スタジアム)
5位)東京V=町田A(町田市立陸上競技場)
6位)福岡=岐阜A(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
===以上プレーオフ圏===
7位)大宮=岡山A(シティライトスタジアム)