トッティ氏「ローマに尽くしたい」 将来的には会長就任も?

 イタリア1部リーグ(セリエA)のローマで長らくプレーしたフランチェスコ・トッティ氏の自伝「Un Capitano(キャプテン)」の完成発表会が27日、ローマ市内の遺跡コロッセオで行われた。席上で同氏は「ローマの会長になりたいか?それは誰にも予測できない」などと話したという。28日のガゼッタ・デロ・スポルトなどイタリア主要スポーツ紙が報じた。

 同紙などによると、トッティ氏は「将来のことはわからない」と断った上で「はっきりしているのは私がローマに尽くしたいということだ。会長であれ副会長であれ、協力者として」などとコメント。改めてクラブへの愛情を表明した。

 イタリア代表としても活躍した同氏は、ローマ一筋で25年間プレー。引退後は同クラブでフロント入りしている。会場には元イタリア代表監督のリッピ氏や、ローマのヴィルジニア・ラッジ市長、会長を務めたロセッラ・センシ氏、クラブのディ・フランチェスコ監督らが出席した。

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