サッカーの日本代表の面々も、全米オープンで初優勝を果たした大坂なおみの快挙に賛辞の声を挙げた。９日はコスタリカ代表戦（１１日・吹田）に向けて大阪市内で調整した。

　ＭＦ伊藤達哉（ハンブルガーＳＶ）は大坂と同学年であることを伝えられ、「同い年か…。すごいっすね」と感嘆の声。

　「刺激を感じますね。なでしこも優勝したし、日本の女子はすごいなと。テニスはたまに見るんですが、錦織圭さんとか、世界で１人で戦っている姿はかっこいい」とサッカーと違う個人スポーツの印象を語った。

　大坂の住民票が札幌市にあることで、「北海道の人に勇気を与えたと思う」と話すのはＤＦ槙野智章（浦和）。

　「僕たちにも通じるものはあると思います。今回の大阪での試合も、台風で被災された方もそうだし、北海道で被災された方に対してもいい届けになると思います」とコスタリカ戦の勝利で後に続く思いだ。

　「そういう意味で大坂選手が女王になったこともそうですし、スポーツ界が盛り上がっていければと思います」と話した。