Ｊ１神戸にスペイン１部バルセロナから完全移籍で加入した、Ｗ杯ロシア大会スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３４）が１８日、関西空港着の航空機で来日し、「新しい挑戦を楽しみしている」と抱負を語った。

　早朝にもかかわらずサポーター約３００人、報道陣約８０人が待ち構える中、イニエスタは三木谷会長所有のプライベートジェット機で降り立った。サポーターから「アンドレス」と大歓声が上がると、疲れも見せず笑顔で手を振り、サインの求めにも気さくに応じる“神対応”だった。

　１９日にメディカルチェックを行い、２０日の練習から合流する。最短デビューとなる２２日のＪ１湘南戦（ノエスタ）に向け「長い旅だったが（コンディションは）いい状態。できるだけ早くプレーしたい。２２日に向けてコンディションを調整したい。ファンの人たちにいいプレーを見せたい」と出場に意欲を示した。

　神戸－湘南戦はサンテレビで午後６時から同８時１０分まで生中継される。世界的名手のＪリーグデビューを、地元サポーターに届ける。