Jリーグは29日、将来的な導入を検討するビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオフラインテストを東京都内で公開し、岡部拓人審判員、西村雄一審判員が28日の横浜M-鹿島を題材にトレーニングを受けた。主審と交信しないオフライン形式でのテストはJ1の第10、11節の計4試合の会場でも実施している。
VARはゴールや一発退場など重大な局面で明らかに誤審の可能性がある場合、主審に映像の確認を勧めて判定の手助けをする。ワールドカップ(W杯)ロシア大会で導入されるが、Jリーグでの本格運用には人材育成などのハードルもある。