西野監督 ハリルとは会えないまま…欧州視察のため出国
サッカー日本代表の西野朗監督(63)が27日午前、羽田発の航空機で欧州視察に向かった。10日前後でイングランド、スペイン、ドイツ、フランスの4カ国を回る強行軍で、海外組の動向を確認する。
「今まで経験したことのないステージなので、たくさんもっと準備しないといけないんだなと。まずは選手をしっかり見極めて、選手選考することがチーム作りのひとつ。そういったもののための視察」と目的を話した。
西野監督は、イングランドでDF吉田(サウサンプトン)、FW岡崎(レスター)、スペインではMF柴崎(ヘタフェ)、井手口(クルトゥラル・レオネサ)、FW乾(エイバル)、ドイツではMF香川(ドルトムント)、FW浅野(シュツットガルト)、宇佐美、原口(デュッセルドルフ)の9人と面談することを示唆していた。
この日はDF酒井宏(マルセイユ)に関して「できればマルセイユに行って、ケガの状況とか。そこは行きたいなと思っています」、MF長谷部(フランクフルト)とも「5月に入って会えれば」と話し、計11人と話す考えだ。
この日午後から会見予定のハリルホジッチ前監督とは会えないままの渡航。「どこか会えればと思っていました。でもコーチ陣とは食事をしたり、協会で話しもできたので、そういう意味では、(ハリルホジッチ氏に)伝えてくれるという思いはあります。自分の気持ちというか。ずっとサポートさせてもらっていたので」と話した。