サッカーの女子アジア・カップを2連覇し、上位5チームに与えられる来年の女子ワールドカップ(W杯)出場権も手にした日本代表「なでしこジャパン」が22日、開催地ヨルダンから成田空港に帰国し、高倉麻子監督(50)は「私たちはまだ道の途中にいる。選手とともに来年のW杯に向かって進んでいきたい」と飛躍への思いを語った。
3月下旬の合宿開始から長い戦いを終え、選手たちは晴れ晴れとした表情。大会最優秀選手(MVP)に輝いた岩渕真奈選手(25)は「個人的には充実していた。W杯は強敵ぞろいなので、全部を高めていきたい」と向上心を口にした。