西野新監督も信頼構築は大変…「最後は気持ちをストレートにぶつけて」

 日本サッカー協会が12日、都内のJFAハウスで西野朗日本代表監督の就任会見を開いた。バヒド・ハリルホジッチ監督は選手との信頼関係やコミュニケーションが損なわれたことを理由に解任されたが、アトランタ五輪代表や、柏、G大阪などJクラブを率いてきた西野監督にとっても、信頼関係の構築は「数字でもはかれませんし、雰囲気で感じるのか…」と難しい作業であることをうかがわせた。

 アトランタ五輪ではブラジル代表を撃破する“マイアミの奇跡”、G大阪ではリーグ優勝やACL制覇など、数多くの実績を持つが「私自身もスタートでメンバーで使っている選手以外はどうなのかな(どう思われているのかな)と思うところも感じていました」と実体験からの感想を漏らした。

 「信頼関係というのは本当にチームを良くしたい、勝ちたい、タイトル取りたい、出場権取りたいというような目標に全員が向かっていける状況を感じることだと指導者としては思うところで」と一つの目標にチーム全体が向かっていける環境をつくることが大事だと力説した新指揮官。「選手は試合に出場できたり、制限があったりということはたくさんあるので。最後は指導者の方向性、情熱であったり、選手に対する気持ちをストレートにぶつけているかどうかと感じます」と心と心でぶつかり合うことを解決策として挙げた。

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