フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)グループは6日、サッカーJリーグ1部(J1)の湘南ベルマーレ(神奈川県平塚市)の経営権を取得すると発表した。湘南の筆頭株主の三栄建築設計と設立する会社を通じ、4月中に株式の過半を取得する。3年間で10億円以上を投じ、選手の獲得や育成などチームの強化に充てる。
9日に設立する新会社の出資比率は三栄建築が50・05%、ライザップが49・95%。議決権はライザップ側が100%握り、経営を主導する立場となる。
ライザップは、フィットネスクラブで培った体質改善などのノウハウを生かし、プロ選手向けの手法を開発する。