長友、本田に太鼓判 ゲーム形式で対峙「明らかに違う」

 「国際親善試合、日本-マリ」(23日、リエージュ)

 親善試合・マリ戦(23日)、同ウクライナ戦(27日・共にリエージュ)に臨むサッカー日本代表は現地時間20日、当地で合宿2日目の練習を行った。J1川崎勢の3人と追加招集のDF酒井高徳(ハンブルガーSV)も合流。約1時間半の調整を行った。1月にトルコへと新天地を求めたDF長友佑都(31)=ガラタサライ=は、北京五輪時代からの盟友であるFW本田圭佑(31)=パチューカ=の状態について太鼓判を押した。

 10年を超える長い付き合いだからこそ、肌感覚で分かる。ゲーム形式の練習。DF長友は、FW本田と対峙(たいじ)した。互いに譲らない攻防で感じたのは、本田のコンディション状態の良さだったという。

 「メディアの前だから言うわけじゃなくて。ミランでずっと試合に出てない時と比べて、明らかにコンディションが違う。体の切れとか、裏への抜けだし。動きも違っていた。いい状態かなと思った。お世辞抜きで」。昨季まで、ミラノのビッグクラブ同士で研さんを続けていた盟友の復調ぶりを喜んだ。

 懐かしい感覚だった。昨年9月の遠征を最後に本田は代表を外れ、長友は残った。代表合宿で顔を合わせるのは半年ぶりだけに「自分はやっぱり落ち着きますよ。単純に合宿でホテルに入って。食事はいつも圭佑の前で、向かい側なんですけどね」。食事会場ではいつもと変わらない、熱いサッカー談議をかわした。「チームもドシッとした選手がいて引き締まる。若手もいい緊張感を持てる」と金狼の存在感を語った。

 もちろん、自身の状態の良さも本田には負けていない。新天地トルコでは定位置を確保。移籍後、リーグ2アシストを記録するなど好調で「自分の中ではこの2、3年で一番いいコンディション」。積極的な攻撃参加も求められる戦術に「昔の自分に戻ったような。がむしゃらに生き生きしているなと。水を得た魚じゃないですけど」と充実している。

 2月初旬には、第1子誕生も発表した長友。「背負う人が増えましたね」。盟友・本田と共に、ハリルジャパンをけん引する。

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