「ドイツ２部リーグ、デュイスブルク１－２デュッセルドルフ」（１１日、デュイスブルク）

　ドイツ２部デュッセルドルフのＦＷ宇佐美貴史（２５）がデュイスブルク戦で４試合連続となるゴールを決め、２－１の勝利に貢献した。

　宇佐美の勢いが止まらない。１－０の後半４３分、４戦連続ゴールとなる追加点を挙げた。好調なアタッカーは「パスが素晴らしかった。（シュートは）割と落ち着いていた」と力強く右足を振り抜いた一撃を振り返った。

　左で味方がボールを持つと、中央へ駆け上がってパスを呼び込んだ。寄せに来た相手の動きを見極めて放ったシュートは、ＧＫの股間を抜いてネットを揺らした。

　ベルギー遠征での日本代表復帰の可能性も膨らむ。まもなく第２子が誕生予定。「選ばれればもちろんベストを尽くすし、選ばれなければ出産に立ち会うまで」と自然体で１５日のメンバー発表を待つ。