原口、デュッセルドルフ移籍後初ゴール&宇佐美のパスからダメ押し点も演出

 「ドイツ2部リーグ、カイザースラウテルン1-3デュッセルドルフ」(27日、カイザースラウテルン)

  ドイツ1部ヘルタから2部デュッセルドルフに期限付き移籍したFW原口元気(26)は3-1で勝ったカイザースラウテルン戦にフル出場し、後半19分にPKで移籍後初ゴールを挙げた。

 移籍2試合目、初先発の機会で存在感をしっかりと示した。原口が1ゴール、1アシストの活躍で勝利に貢献。「勝てたのが一番大きい。チームとして最後まで粘り強くやれた」と充実感をにじませた。

 まずは1点を追う後半19分。自ら得たPKを落ち着いてゴール左に蹴り込んだ。逆転した後の後半44分には宇佐美からのパスを右サイドで受けると、相手をかわして中へ切り込み、フリーの味方選手にラストパス。ダメ押し点を演出した。

 6月に開幕するW杯を見据え、新天地を求めた。今季は出場機会に恵まれず、「試合に出ることが一番」と2部行きをためらわなかった。チームは1部昇格に向けてトップを走り、モチベーションも高い。「絶対に勝たなきゃいけないというプレッシャーはヘルタにいたときよりも強い」と表情を引き締めた。

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