「ベルギー１部リーグ、オイペン４－０ムスクロン」（１１日、オイペン）

　オイペンのＦＷ豊川雄太（２３）は４－０で大勝したホームのムスクロン戦で０－０の後半１５分から途中出場し、移籍後初を含む３得点と活躍した。

　１月にオイペンに加入した豊川は後半１５分に投入されると、移籍後初ゴールを皮切りに劇的なハットトリックを達成して１部残留に導いた。

　後半２８分に左ＦＫを頭で流し込んで先制すると、その３分後に追加点をアシスト。同３５分に右ＣＫを頭で合わせると、終了間際には相手の緩慢な守備を突いて右足で泥くさく突き刺した。

　勝ち点で並んだメヘレンを、得失点差でわずか一つ上回って最下位を脱出。昨季までＪ２岡山でプレーしていた伏兵が、２部降格の危機から救った。