川崎・MF中村、悲願の初Vに男泣き「涙がとまらない」
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「明治安田生命J1、川崎5-0大宮」(2日、等々力陸上競技場)
2位の川崎は、既にJ2降格が決まっていた大宮を相手に5-0で勝利。前半1分にMF阿部が先制点を決めると、その後はFW小林がハットトリックの活躍。首位・鹿島が引き分けたために逆転でのリーグ優勝を飾った。さらに小林はリーグ23得点となり、単独での得点王も決めた。
MF中村憲剛の目から涙がこぼれてきた。終了の瞬間、ピッチサイドからチームメートがなだれ込んでくる光景は「ずっと待ち望んでいた。試合が終わってみんなが入ってきて、涙が止まりませんでした」と話した。
03年に当時J2だった川崎に加入してプロ生活をスタート。苦節15年。「(初タイトルまで)長すぎて、長すぎて、取れないまま辞めてしまうのではないかと思っていた」と待ちわびていた優勝の栄冠に浸った。