「明治安田生命Ｊ１、浦和０－１川崎」（２９日、埼玉スタジアム２００２）

　２位川崎が逃げ切り、逆転優勝に望みをつなげた。

　川崎は前半１４分、ＭＦ家長が右からクロスを上げるとキャプテンマークを付けるＦＷに小林が右足で押し込み先制ゴールを決めた。この１点を守り切り、勝ち点を６９とした。

　決勝ゴールを決めた小林は「点を取れましたけど苦しい時間があったので難しい試合でした」と試合を振り返った。逆転優勝には「相手の結果のこともありますけど、勝つことだけを考えていきたいと思います。自分がゴール決めることだと思います」と言い切った。

　１２月２日の最終節で川崎が大宮に勝ち、勝ち点７１で首位の鹿島が磐田に負けるか引き分けで逆転優勝となる。鹿島が勝てば、昨年に続いてＪリーグ王者となる。