G大阪 リオ五輪代表・MF矢島慎也獲得へ 来季に向けて中盤補強が不可欠

 J1G大阪が来季の新戦力として浦和のリオデジャネイロ五輪代表MF矢島慎也(23)の獲得に乗り出していることが25日、分かった。

 浦和の下部組織出身で12年にトップ昇格を果たした矢島は15年にJ2岡山へ期限付き移籍。16年リオ五輪は1次リーグで敗退したが、スウェーデン戦では決勝点を挙げている。17年に浦和へ復帰したが、今季はリーグ戦出場9試合と定位置をつかみ切れず、ACL決勝第2戦でも出場機会を得られなかった。今季で契約が切れるとみられ違約金が発生しないため、複数クラブが興味を示している。

 G大阪は今夏にU-20代表MF堂安がオランダに移籍し、今冬には日本代表MF井手口に欧州移籍の可能性が浮上している。来季に向けて中盤の補強が不可欠で、攻撃的MFやボランチなど中盤で複数ポジションをこなせる矢島が候補に挙がり、昨季に続き獲得を目指していく。

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