サッカー五輪代表の森保一監督（４９）が２１日、州視察を終えて帰国した。日本代表戦を視察し、ドイツ１部リーグ３試合を視察。１９日にはシャルケ－ハンブルガー戦に出場したハンブルガーＭＦ伊藤達哉（２０）に熱視線を送った。

　「（出場は）３５分だったけど、ボールを持って仕掛けてゴールに向かっていくところを見られた。短い時間ですがよかった」と話した。試合後にはハンブルガーＤＦ酒井高徳も交えて３人で会食し、交流を深めた。

　森保監督は欧州組に対して「高いレベルの中で競争して自分を高めてポジションをとってほしい」と要求。さらに「今まで代表に入った先入観で決めるのではなく、いろいろな選手をスカウティングしたい。Ｊ１、Ｊ２の練習も見に行きたい」とし、全国行脚して“森保チルドレン”を発掘する考えだ。