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ハリル日本、試金石の一戦なすすべなく完敗 負け惜しみ!?「後半には満足」

 日本-ブラジル 後半、指示を出すハリルホジッチ監督=リール(共同)
 ブラジルのネイマール(左)と競り合う酒井宏(写真提供・共同通信社)
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 「親善試合、日本1-3ブラジル」(10日、リール)

 日本代表はブラジル代表に1-3で敗れた。FWネイマールにPKを決められるなど前半だけで3失点。後半はDF槙野智章(30)=浦和=が反撃のゴールを決めるなど攻め込む時間帯もあったが、ハリルJAPANにとって来年のW杯ロシア大会に向けた試金石となる一戦で、世界トップクラスの強豪にまざまざと実力差を示された。

 王国の壁はかくも厚く、かくも高い。個人、組織、ゲームの進め方。すべての面でブラジルに圧倒的な差を見せつけられた。

 強力な相手の攻撃を耐えしのぎ、カウンターで“一太刀”を浴びせる。そんなゲームプランは開始8分で崩れ去った。ビデオ判定の結果、直前のCKでDF吉田がファウルを犯したと判定されてPKを献上。前半10分にあっさりと先制点を許す。この1点を皮切りに前半だけで3失点。なすすべなく、試合の大勢を決せられた。ハリルホジッチ監督が「相手をリスペクトしすぎた」と精神面の問題を指摘したように、カナリア軍団に畏敬の念を払いすぎたのか、相手を恐れすぎての不必要なファウルと、消極的な姿勢が目立った。

 後半は積極的なプレスをかけ、背後を狙う動きも増えた。後半17分には左CKからDF槙野が反撃となる一撃も放った。オフサイド判定ながらFW杉本はゴールネットを揺らし、終了間際にはFW浅野もチャンスに絡んだ。指揮官は「不運もあったが、後半には満足している」と語る。ただ、既に試合を決めて控え選手を次々に投入してきた後半のブラジル代表は、とてもハリルホジッチ監督が話す「世界一のチーム」には見えなかった。

 ただ、世界最強の軍団と対峙(たいじ)して完敗した90分間の“レッスン”で得たものは大きい。「もちろん今日の試合は敗戦。喜んではいけない。ブラジルは別格だが、このような試合でわれわれは学んで進化しないといけない」。払った授業料を、飛躍への糧へと変えられるか。

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