GK西川、定位置獲得へ意欲「チャンスを逃さないよう、準備したい」

 「国際親善試合、日本-ブラジル」(10日、リール)

 親善試合・ブラジル戦(10日・リール)に臨むサッカー日本代表は8日、合宿中のフランス・リールで冒頭15分間をのぞく非公開練習で調整。ブラジル戦に向けた戦術の確認を行った。

 GK西川は、充実の日々を過ごしている。3月のW杯アジア最終予選・UAE、タイ戦以来となる代表復帰。「久しぶりにこの場所に勝ってきて、みんなと練習できて。この場所に来ると意識も高く持てる。多くのことを学んでいきたい」。非公開練習を終えると、笑顔で振り返った。

 ハリルホジッチ監督は「パフォーマンスを落としている」と落選理由を過去のメンバー発表会見で語った。「プロに入ってから経験したことがないことで、メンタル的にはかなり悔しい気持ちがあった。色んなことを考えてプレーしていた」という。ただ「無になるというか、余計なことを考えずにプレーをしようと心がけた。なかなか無になるのは難しかったが、いろいろなことを受け入れて前に進んだ」。

 再び、代表の正GK争いに挑むことになるが、チャンスを逃すつもりはない。思い起こすのは、14年のブラジルW杯前だという。米国での直前合宿中に行われた、親善試合・ザンビア戦で先発。チームはMF本田、FW大久保らのゴールで勝利を挙げるも、3失点を喫した。「ザンビア戦は一つのチャンスだった。その1試合で、結果を残すか残さないかが大事」と振り返る。

 代表復帰を果たしたからこそ、次なる目標は定位置獲得。「また呼んでもらえたのも期待の表れだと思って、やるからには一番上を、W杯を目指してやっていきたい」と決意を新たにしていた。

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