C大阪 決定力欠き金鳥初黒星 守備も崩壊…今季最多の4失点

 「明治安田生命J1、C大阪1-4仙台」(23日、金鳥スタジアム)

 好機を逃し続けた代償を払った。相手の倍以上となるシュート20本を放ったC大阪だったが結果は1-4の完敗。後半25分までに2点を追う展開となり、同29分にMF水沼の今季2得点目で一時は1点差に迫ったが、前掛かりになった隙を突かれカウンターから失点を重ねた。4失点は今季最多。堅守を誇ったシーズン序盤の面影はなく、尹晶煥監督は「もう少し冷静にやる必要がある」と試合運びに苦言を呈した。

 連敗は今季初。金鳥スタジアムの公式戦不敗神話も13試合目で終わりを告げた。直近6試合で1勝1分け4敗とわずか勝ち点4しか積み上げられず、首位鹿島とは勝ち点13差、アジア・チャンピオンズリーグ出場圏内の3位柏とも同5差に開いた。FW杉本は「ここを乗り越えないといけない」と力を込めた。次節は2位川崎戦。C大阪が正念場を迎えた。

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